何故に明石焼き


                  大阪の石切劔箭神社<通称 石切神社 石切さん>の参道は
                  坂道に昔ながらの店々が連なり、参拝者で賑わっている。
                  

                  ここは「deepな商店街」シリーズとして出番を控えているが、
                  その奥深さ故テキストが難しく、今しばらく時間がかかる見込み。
             
                  取りあえず先にB級グルメとして明石焼を紹介する。




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                  数ある明石焼き屋さんの中でも特に「錦泉堂」「たこつぼ」の二軒は
                  お勧めで、多くの参詣客でにぎわっている。
                  大阪でありながら何故に明石焼きと不思議に思えるが、足腰の弱い
                  高齢者が押し寄せる坂道の商店街だけに、たこ焼きを買って、
                  それを歩き持って食べる等は出来ず、同じ店内で食べるなら
                  “明石焼き”の方が落ち着いて食べられるからだとも言われている。

                  


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                  石切神社を詣でた後の明石焼きにこそ、高齢者が日々描く石切さんの
                  正しき参詣方法と言えるのかも知れない。

                  店先で次々明石焼が出来上がる様子も非常に見る者の食欲をそそり、
                  更に行列までできているとあっては、「これは食さなければ」という気が、
                  満々になる。

                  錦泉堂さんの店内は満席であったが、タイミングが良かったのか
                  すぐ座敷席へ案内された。
                  必ず注文してから焼くそうで、いつでもアツアツを味わえる。
                  どーんと運ばれてきた明石焼はまるで寿司のようでもある。
                  つぼの中には温かいだし汁。別添えの小皿に入れて、黄色くてぷるぷるの
                  明石焼を浸す。
                  好みでしょうがと刻んだ三つ葉、薬味を加えるのだが、この自家製の生姜が
                  程好い甘酸っぱさで旨い。

                  できたてのあつあつで中はとろとろ。大きな蛸がごろりと入っている。
                  ヨメさんと二人「はふはふ」言いながらしばしその味を堪能。
                  だし汁に浸すと溶けてしまうくらいに柔らかいが、溶けたその汁を飲むのも
                  また美味かった。



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                  そうやって、気がつけばあっという間に完食。
                  地元の子どももおばあちゃんに連れられて食べに来ていた。
                  ちょうどこの日はダンジリが賑やかに前を通り、雰囲気も良い。

                  帰りになっても客は次々やってくる。聞くところによると、錦泉堂は
                  地元でも人気の店だそうだ。
                  また、焼きたてを出すために座ってから少し時間がかかる。
                  行かれる方は時間に余裕を持ってのご利用をお勧めする。
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by yukate3939 | 2010-11-11 21:02 | B級グルメ

閑なし金なしセンスなし。 駄作は増殖するばかり。 それでもカメラをもって今日もゆく。


by yukate3939